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2026.06.23

イベントレポート
セミナー
ポートフォリオ

【開催レポート】Webデザイナー転職で“書類落ち”を防ぐ!採用されるポートフォリオの作り方セミナー

元大手メガベンチャー採用担当に聞く、デザインスクール卒の9割が書類落ちする理由セミナーのメインビジュアル

未経験からWebデザイナー転職を目指す方へ

未経験からWebデザイナーを目指す方にとって、ポートフォリオ制作は避けて通れない重要なステップです。
しかし、スクール課題を完成させたものの、

  • 「このポートフォリオで本当に応募していいのか分からない」
  • 「見た目は整えたけれど、採用担当者に評価されるポイントが分からない」
  • 「書類選考でなかなか通過できない」

と悩む方も少なくありません。

今回のセミナーでは、Webデザイナー転職において採用担当者がポートフォリオのどこを見ているのか、そしてスクール課題をどのように“実務経験に近い成果物”として見せるのかについて解説しました。

Webデザイナー転職は、ポートフォリオの見せ方が重要

Webデザイナーの有効求人倍率が低下している現状を示したセミナー資料

Webデザイナーの求人倍率は、近年厳しい状況にあります。
セミナー内では、Webデザイナーの有効求人倍率が2年で「0.28倍」から「0.12倍」へ急落しているというデータを紹介しました。
これは、1つの求人に対して約8人の求職者が競合している状態です。
そのため、単に「スクールを卒業した」「ポートフォリオを作った」だけでは、書類選考を通過することが難しくなっています。
採用担当者に伝えるべきなのは、完成したデザインの見た目だけではありません。
どのような課題を見つけ、どのように考え、どのような意図でデザインしたのか。
そのプロセスを言語化できているかが、評価の大きなポイントになります。

“見た目が綺麗”だけでは評価につながりにくい

見た目の綺麗さだけでは制作会社に響きにくい理由を解説したセミナー資料

未経験者のポートフォリオでよくあるのが、「見た目の美しさ」だけで勝負しようとしてしまうケースです。
もちろん、デザインの完成度は大切です。しかし現在は、FigmaやCanva、AIツールなどを使えば、誰でもある程度整ったビジュアルを作れる時代になっています。

だからこそ、採用担当者が見たいのは、

  • クライアントの課題をどう捉えたか
  • ターゲット心理から逆算してUIを設計できているか
  • 制作後に検証し、改善する視点を持っているか

といった、ビジネス課題を解決する力です。

ポートフォリオでは、完成品だけを並べるのではなく、「なぜそのデザインにしたのか」を説明できる構成にすることが重要です。

スクール課題を“実務経験並み”に見せる方法

スクール課題を実務経験に近いポートフォリオへ引き上げるPDCAの流れを解説したセミナー資料

セミナーでは、スクール課題を実務経験に近い見せ方へ引き上げる方法として、PDCAの考え方を紹介しました。

たとえば、以下のような流れです。

  • Plan:競合分析・ターゲット設定
  • Do:デザイン制作・初回案の提出
  • Check:簡易ユーザーテスト・視認性やクリック意向の確認
  • Act:課題を特定し、改善版を制作

このプロセスをポートフォリオ内に載せるだけで、採用担当者に与える印象は大きく変わります。

「指定された課題をそのまま作った人」ではなく、
「課題を自分で深掘りし、改善まで考えられる人」として伝わるためです。
特に未経験者の場合は、実務経験そのものが少ないからこそ、制作プロセスの見せ方が重要になります。

ポートフォリオは“完成品”ではなく“思考の証拠”

今回のセミナーでは、採用されるポートフォリオに必要なのは、完成度の高いビジュアルだけではないという点をお伝えしました。

大切なのは、制作物を通して、

  • 誰に向けたデザインなのか
  • どんな課題を解決しようとしたのか
  • なぜそのレイアウトや色にしたのか
  • 制作後にどのように検証・改善したのか

を伝えることです。

ポートフォリオは、単なる作品集ではありません。
自分の思考力、課題解決力、改善力を伝えるための資料です。

nestsでは、今後もWebデザインやUI/UX、ポートフォリオ制作、キャリア形成に役立つセミナーを開催していきます。
詳しいセミナーレポートは、noteにて公開しています。
当日の内容をより詳しく知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。

詳しいセミナーレポートはこちら

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井上 大器

この記事を書いた人

井上 大器 LsizeDesign合同会社 代表社員

DTPデザイン、webデザイン、 広告クリエイティブ、映像、IA/UX設計、UIデザインまで一通りのデザイン制作を経験。上流工程の企画からプロダクト開発まで一気通貫のサービス設計を得意とする。現在は「デザインを経営資産にする」をミッションに、デザイン組織の専門家として、技術者採用支援、組織設計やデザイン思考の浸透など、十数社へデザイン顧問支援を行っている。

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