事務局の視点から、SNSやお知らせでは
伝えきれない
スクールの情報や
魅力を発信しています。

2025.11.12

webデザイン
コーディング
ポートフォリオ
WordPressでホームページを作るには?現役コーダーが教える実践的な作り方と考え方

今回は「WordPressでホームページを作る方法」についてお話しします。
Webサイト制作の中でも、特に多くの企業や個人事業主が利用しているのがWordPress(ワードプレス)です。CMS(コンテンツ管理システム)として圧倒的なシェアを誇り、「HTMLやCSSの知識が少しあるだけでもサイトが作れる」点が人気の理由です。
とはいえ、ゼロからホームページを作ろうとすると何から手をつければいいかわからない、という声も多く聞きます。この記事では、ホームページをWordPressで作る流れと必要な知識、初心者がつまずきやすいポイントを解説していきます。
関連記事:HTMLとCSSでホームページを作る手順と学習方法まとめ!テンプレートサイトも紹介!

WordPressでホームページを作る流れ【ざっくり全体像】

まずは全体の流れをざっくり把握しましょう。WordPressでホームページを作るには、以下のようなステップを踏みます。

  • サーバーとドメインを契約する
  • WordPressをインストールする
  • テーマ(テンプレート)を決める
  • 必要な固定ページを作成する(例:トップページ・会社概要・お問い合わせなど)
  • ナビゲーションやデザインを整える
  • プラグインを導入する(SEOやセキュリティ強化)
  • 公開・運用していく

難しそう、書いてあることがよくわからないと思うかもしれませんが、ひとつずつやれば必ずできます。

以下、ステップごとに詳しく見ていきましょう。
関連記事:コーディングが難しいと感じる6つの理由!難しいと感じたときの勉強法も紹介!
関連記事:コーディングは独学で身につくのか?学び方・つまずくポイント・適性を解説

1.サーバーとドメインの準備

まず、WordPressを動かすにはレンタルサーバーとドメインが必要です。

  • サーバー:エックスサーバー、お名前.com、さくらインターネットなどが初心者に人気
  • ドメイン:お名前.comやムームードメインなどで取得可能(.comや.jpなど)

最近はサーバー契約時に「WordPress簡単セットアップ」ができるプランもあるため、初心者はそれを活用するのがおすすめです。プランによってはWordPressを利用できないプランもあるのでよく確認してください

2.WordPressのインストール

サーバー管理画面から「WordPress簡単インストール」機能を使えば、数クリックでWordPressが使える状態になります。インストール後、管理画面(通称「ダッシュボード」)にログインし、そこからサイトを作っていきます。
URLの末尾に「/wp-admin」が付いていればログイン画面にアクセスできます。

3.テーマ選びでデザインを決める

WordPressでは「テーマ」というテンプレートを使って、サイトのデザインを一括で整えることができます。

  • 無料テーマ:Cocoon、Lightningなど(学習用に最適)
  • 有料テーマ:SWELL、THE THOR、TCDなど(実務で使われることが多い)

カスタマイズ性の高いテーマを選べば、コードが書けなくてもある程度のデザイン変更が可能です。
関連記事:WordPressのテーマとは?テーマの種類・選び方・カスタマイズ方法を解説

4.ページを作ってコンテンツを入れる

企業サイトでよく使われるのは以下のような固定ページです。

  • トップページ(first view、サービス案内など)
  • 会社概要/プロフィール
  • お問い合わせフォーム
  • よくある質問(FAQ)
  • ブログ(投稿機能)

「固定ページ」と「投稿」の違いも最初は迷うポイントです。しかし、コーポレート情報や問い合わせページは固定ページで作成し、日記やお知らせ・SEO対策用記事といった更新頻度が高いページは投稿で作成する。 と覚えておくと良いでしょう。

5.ナビゲーションやウィジェットの設定

メニューやフッター、サイドバーなどの表示は「外観」→「メニュー」や「ウィジェット」で調整できます。
ここで「どのページにどのメニューを出すか」を考えながら設定しましょう。ユーザーの導線を意識した設計が、使いやすいサイト作りの第一歩です。

6.プラグインで機能を強化する

WordPressには便利なプラグインが豊富にあります。以下は必ず入れておきたい定番プラグインです。

  • Contact Form 7(お問い合わせフォーム作成)
  • All in One SEO / Yoast SEO(SEO対策)
  • SiteGuard WP Plugin(セキュリティ)
  • WP Super Cache(表示速度の向上)

ただし、入れすぎるとサイトが重くなったり、干渉してバグが起きる場合があるので、本当に必要なものだけ厳選して導入しましょう。

7.公開&運用へ

サイトが完成したら、公開して終了…ではありません。
WordPressで作ったホームページは、「更新して育てていくもの」です。

  • 投稿記事を増やす(ブログ)
  • SEO対策を続ける
  • 表示スピードやモバイル対応を見直す
  • 定期的なバックアップとアップデート

こうした運用業務も、Web制作の一部分でスクールで学んだスキルが活かせます。

WordPressサイト制作でつまずきやすいポイント

表示が崩れる
原因:テーマのCSSやブロック配置ミス
ブラウザで検証ツール(DevTools)を使って確認する癖をつけましょう。
カスタマイズの限界
原因:テーマの制約
子テーマを作ってカスタマイズ、あるいは最初からカスタマイズ性が高いテーマを選びましょう。子テーマについては「WordPress 子テーマ」などで調べてみてください。
プラグインの不具合
原因:バージョンの相性や競合
1つずつ有効化して確認・不要なプラグインは削除してください。相性が悪い場合は再度代替のプラグインを探してみて追加してみてください。

WordPress制作で「テーマのカスタマイズが難しい」「思いどおりにデザインを再現できない」と感じた方は、基礎スキルの体系的な学習が一番の近道です。

nests Digital Creative Academyの「フロントエンド基礎コース」では、現場で求められるHTML/CSS/JavaScript/WordPressの基本を、3ヶ月で実践的に習得できます。
未経験からでも安心して学べるカリキュラムで、模写・構築・修了制作までを通して、“自分の手でサイトを完成させる力”を身につけられます。
オンライン・通学どちらでも受講でき、講師に直接質問できるサポート体制も充実しており、Web制作を趣味で終わらせず仕事につなげたい方におすすめの短期集中コースです。気になった方は下記ページより詳細を確認してみてください。
https://nests.jp/course/web/basic-frontend/

WordPress制作は「実務に近いトレーニング」を積み重ねることが効果的

WordPressでのホームページ制作は、デザイン・構築・運用を通して、現場に必要なスキルがまるごと学べる実践的な学習です。
HTMLとCSSの基礎を理解した上でWordPressに触れると、テンプレートの構造やテーマ編集の意味もクリアになってきます。
まずは小さくても良いので「自分だけのWordPressサイト」を完成させてみましょう。ひとつでも公開できれば、あなたのポートフォリオの一部になります。
クオリティの高いWordPressサイトのポートフォリオを作成したいと考えている方は、プログラミングスクールでの学習を検討してみてはいかがでしょうか?nests Digital Creative Academyの「フロントエンド基礎コース」では、制作現場が求めるスキルに特化して学習できます。気になった方は下記のページより詳細を確認してみてください。
https://nests.jp/course/web/basic-frontend/

著者プロフィール

小倉 仁
事業会社にインハウスデザイナーとして勤務。Webデザインとコーディングの両方を行っており、特にコーディングを主に担当。
nestsアドバンスコース卒業生。

この記事をシェアする

関連記事

まずはお気軽に
無料オンライン相談会
までお越しください

各コースの詳細はもちろん、
特待生制度のことや、業界についての質問等、
個別で対応させて頂きます。
入学をご検討中の方はお気軽にご予約ください。